【美容室の開業したい人へ!】 規模に対する適正売上の計算

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2022.03.04

【美容室の開業したい人へ!】 規模に対する適正売上の計算

 

今回はサロンの規模や運営方法から見る適正売上について

 

「今の売上ってこの規模では多い方かな?」

「この規模でこの売上は低い気がする・・・」

 

このような疑問を持ったことありませんか、

その疑問についてお話していきます。

 

 

 

 

規模に対する最大売上の予測

 

昔の例えを出しますと

「席数  × 〇〇万円」

 

 

ハッキリ言います。

この考えは古くて、使い物になりませんので忘れてください。

 

現在は営業時間も日数もサロン毎に自由化が進み、客単価や営業スタイルも変わりました、

一言で説明すると時代が変わったからです。

 

 

 

 

本題に戻りますが

 

 

最大売上は『時間単価 × 総営業時間』で考えます。

 

 

別記事で記しましたが、時間単価の設定が必要になってきます。

 

 

「あなたのお店は1分で何円稼げますか?」

1分100円なら

1時間で6000円

10時間営業で1日60000円

25日営業したら150万円

これが1席の最大売上。

 

 

2席なら倍の300万円と言う様に計算する事ができます。

 

 

 

もちろん、最大効率での理論値ですので

この数値に達することは、まずありえません。

 

 

ですが、この規模環境での最大を知ることは出来ました。

 

 

 

次はこの数値を元に適正売上を説明していきます。

 

 

 

 

 

規模に応じた適正売上について

 

適正売上とは、安定した運営を行いやすい売上

 

 

体感的に「〇〇万円を超えたら忙しい」という感覚とは違います。

それは規模ではなく、人員に対する適正売上です。

 

 

人員適正とは

人が変われば大きく変動する指標であり、規模とは関係ありません。

 

 

 

この場では規模に対する適性を考えてください。

人が変わろうが、何年経とうが増改築をしない限り規模は変わりません。

その作った店自体の規模を把握しておく事が重要なのです。

 

 

規模適正とは

この店の規模なら何円くらいの売上を安定して維持できるか?

逆に考えれば、この売上を超えるとスタッフやお客様へ負荷がかかり、

離職や失客が増えてくると言う目安でもあります。

 

 

 

 

図にまとめましたのでご覧ください。

 

85%以上   キャパオーバー

70〜85%  限界値

50〜70%  適正範囲

〜50%    適正以下

 

DoENでは、この4ステージに分けて考えています。

 

 

50〜70%を適正売上と定め、このラインで黒字になるようにコスト管理を行います。

 

 

それ以上になれば、利益は増えますが「品質の維持」「スタッフのモチベーション」などの管理が難しくなり、運営管理が崩れてきます。

 

 

それ以下であれば、「人手」「設備」ともに持て余していると判断して、集客や教育に注力します。

 

 

 

このように、キャパに対する売上のパターンを独自に設定して

現場を直接見る事ができなくとも

管理、判断できるようにDoENでは活用しています。

 

 

 

 

まずは、現在の売上水準がキャパに対してどのくらいなのかを計算してみてください。

自身の営業スタイルや環境に合わせた適正数値を考えるのも楽しいですよ。

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

・キャパに対した最大売上を知る。

 

・最大売上を参考に安定した運営の出来る適正売上を決める。

 

・キャパオーバーにならないように管理する。

 

 

 

以上となりますが、いかがでしょうか?

 

参考にして頂けたら幸いです。

 

 

良きサロンライフを

 

 

ありがとう

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