価格改定のお知らせ
お客様各位
拝啓 皆様におかれましてはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。平素より当サロンをご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。
DoENではお客様に安心してご利用いただけるよう、スタッフの技術向上と価格の維持に勤めて参りましたが、賃金見直しや光熱費等の高騰、原材料の価格高騰により現行価格でのサービスのご提供が難しくなっております。
日頃よりご愛顧いただいておりますお客様には、大変なご迷惑をおかけいたしますが、施術の価格を改定させていただきます。
2023年4月より全メニュー 一律330円料金の改定をさせて頂きます。
メニュー | 旧価格 | 新価格 |
カット | 4,950円 | 5,280円 |
パーマ(ツイスト系) |
8,800円 |
9,130円 |
カラー | 4,400円 |
4,730円 |
シェービング | 1,650円 | 1,980円 |
※その他メニューも一律330円の価格改定
今後ともスタッフ一同、皆様にご満足いただけるよう
技術の向上に勤めて参ります所存ですので、お客様におかれましては、諸事情を御賢察の上、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
なお、指名料に関しましては現行通り据え置きとさせていただきます。
重ね重ねになりますが今後も【メンズヘアサロンDoEN】をよろしくお願い致します。
みなさんこんにちは
今日はかんたんで便利なツールご紹介します。
「Google Trends」というサイトです。
https://trends.google.co.jp/trends/?geo=JP
どういったサイトかと言うと
色々な機能があるサイトですが、その中今回ご紹介するのは検索キーワードの人気度を調べる機能です。
例えば、DoENという自社名を調べてみるとこんな画面が表示されます。
画面中央のグラフが検索したキーワードの人気度を表します。
これを見るだけではただの線でしかありませんが
僕が活用しているのは、比較の機能です。
こちらは比較対象の欄に同エリアの競合店の名前を入れた画面です。
この画面ではDoENの方が検索されているのが分かります。
このツールを用いて、現在の自社バリューの推測することが出来ます。
色々と面白い結果がみれるのでオススメです。
他社と自社を比べることが出来るツールとして活用してみてください。
他にも深く活用する方法はあるのですが
今日は簡単な内容でまとめようと思っていたので
短いですが今日はこれで終わります。
ありがとう
今回はサロンの規模や運営方法から見る適正売上について
「今の売上ってこの規模では多い方かな?」
「この規模でこの売上は低い気がする・・・」
このような疑問を持ったことありませんか、
その疑問についてお話していきます。
昔の例えを出しますと
「席数 × 〇〇万円」
ハッキリ言います。
この考えは古くて、使い物になりませんので忘れてください。
現在は営業時間も日数もサロン毎に自由化が進み、客単価や営業スタイルも変わりました、
一言で説明すると時代が変わったからです。
本題に戻りますが
最大売上は『時間単価 × 総営業時間』で考えます。
別記事で記しましたが、時間単価の設定が必要になってきます。
「あなたのお店は1分で何円稼げますか?」
1分100円なら
1時間で6000円
10時間営業で1日60000円
25日営業したら150万円
これが1席の最大売上。
2席なら倍の300万円と言う様に計算する事ができます。
もちろん、最大効率での理論値ですので
この数値に達することは、まずありえません。
ですが、この規模環境での最大を知ることは出来ました。
次はこの数値を元に適正売上を説明していきます。
適正売上とは、安定した運営を行いやすい売上
体感的に「〇〇万円を超えたら忙しい」という感覚とは違います。
それは規模ではなく、人員に対する適正売上です。
人員適正とは
人が変われば大きく変動する指標であり、規模とは関係ありません。
この場では規模に対する適性を考えてください。
人が変わろうが、何年経とうが増改築をしない限り規模は変わりません。
その作った店自体の規模を把握しておく事が重要なのです。
規模適正とは
この店の規模なら何円くらいの売上を安定して維持できるか?
逆に考えれば、この売上を超えるとスタッフやお客様へ負荷がかかり、
離職や失客が増えてくると言う目安でもあります。
図にまとめましたのでご覧ください。
85%以上 キャパオーバー
70〜85% 限界値
50〜70% 適正範囲
〜50% 適正以下
DoENでは、この4ステージに分けて考えています。
50〜70%を適正売上と定め、このラインで黒字になるようにコスト管理を行います。
それ以上になれば、利益は増えますが「品質の維持」「スタッフのモチベーション」などの管理が難しくなり、運営管理が崩れてきます。
それ以下であれば、「人手」「設備」ともに持て余していると判断して、集客や教育に注力します。
このように、キャパに対する売上のパターンを独自に設定して
現場を直接見る事ができなくとも
管理、判断できるようにDoENでは活用しています。
まずは、現在の売上水準がキャパに対してどのくらいなのかを計算してみてください。
自身の営業スタイルや環境に合わせた適正数値を考えるのも楽しいですよ。
・キャパに対した最大売上を知る。
・最大売上を参考に安定した運営の出来る適正売上を決める。
・キャパオーバーにならないように管理する。
以上となりますが、いかがでしょうか?
参考にして頂けたら幸いです。
良きサロンライフを
ありがとう
美容室の開業にあたって、みなさんはどのようなプランを練っていますか?
値段設定など色々と決めなければならない要素は多数あります。
今日は価格設定と時間単価について経営視点から紐解いていきます。
法改正によって消費者へ見せる表示価格は内税表記にしなければなりませんが
商売を長く続かせるためには、この消費税という税金がとてもやっかいになってきます。
2022年現在は『10%の消費税』となっております。
これ自体は誰もが知っている当然の事ですが
商売をするうえで重要なのは
「受け取る店」と「払う消費者」の間に10%の価格差があると言う事も知っておかなければなりません。
例え話をしますと
10,000円のお支払いをしたお客様は当然10,000円の価値を求めますが、
店側にとって10,000円の売上のうち10%は消費税であり、
その消費税を抜いた約9,100円が売上として残ります。
つまりお会計では10,000円のやり取りになりますが、
実際は9,100円の商品を売って10,000円の価値が求められていると言う事です。
また、開業後の2年は消費税を売上として計上できるので、
消費税を甘くみて経営をする会社が多いですが
3年目以降は消費税を納税しなければなりません。
どの業界も3年目の倒産率が上がるのは、この消費税に圧迫されるからです。
そうならないように開業後から消費税を抜いた計算に慣れておきましょう。
支払われた金額 = 売上ではないってことです。
支払われた金額 ー 消費税 = 売上です
時間単価とは1分あたりの料金
時間単価1分/100円での設定なら60分のメニューは6,000円の価格になります。
物ではなく、技術(時間)を売るこの業界では
この1分あたりの価値をを表す、
時間単価がとても重要な要素になります。
まずはご自身の仕事での時間単価を振り返ってみましょう。
カットでご予約されたお客様がご案内から退店までにどれくらいの時間を使いますか?
20分?40分?サロンごとに大きな差はあると思いますが
重要なのは1分あたり何円の設定か?
時間がかかる高単価メニューだけではなく、
この1分に対する価値を高める事が利益率を上げることに繋がります。
理由は後ほど解説しますが
1分/100円を下回る運営は利益がとても薄く大変危険な運営です。
かといって100円以上になってくると『ハイスピード』だったり『高級』と言われるレベルになってくるので
それはそれで運営が難しくなってきます。
もし、時間単価が100円以下ならば価格形態や運営形態を見直すことをオススメします。
安い安いと言われる1000円カットを例えに時間単価を出してみます。
一般サロン カット&シャンプーブロー(1時間)4,200円の場合は1分/70円
10分カットで有名なQBハウスは10分/1,200円の1分/120円
時間単価は倍近い数値です。
1人の技術者が1時間稼働した時の金額で考えると、QBハウスは7200円という立派な売上になります。
さて、ここから本題に戻りますが
あなたのお店は存続するために売上が何円必要ですか?
50万円?100万円?
規模や形態によって様々だと思いますが
時間単価を定める事ができれば、必要な稼働時間が見えてきます。
例えば、50万円必要な店でシュミレーションしてみましょう。
1分/100円の1時間/6000円の場合
約84時間稼働すれば回収できることが考えれます。
これくらいなら、長時間労働もせず1人で簡単に運営する事が出来ます。
半分の1分/50円の場合
約倍の168時間の稼働が必要となります。
これを1人で運営できますか?
2人で運営して利益が取れますか?
どちらも難しくギリギリの運営になる事が予想されます。
客単価が「高い、安い」ではなく
時間単価が「高い、安い」を経営していく上で重視していきましょう。
5000円や1000円だとかの金額の設定が悪いとかではなく
何分で5000円、1000円を稼ぐかという時間単価を考えましょう。
1分/100円以上をベースにした料金設定が効率よく利益を生むためには重要となります。
時間単価が低いのがいけないわけではありません
ただ、時間単価が低い仕事をしていれば物量をこなす、人手と時間が莫大に必要となるため
その辺りの管理が難しくなるということです。
以上となりますがいかがでしょうか?
良きサロンライフを
ありがとう